溝を埋める

覚えたことを実生活で効果的に使えなければ、効果的な学習のためのリスニング法は真の学びに役立ちません。多くの場合、見せかけと実態の間には溝があるのです。
私の経験と観察から、以下の3つの過程が効率的な語学学習の上で欠かせないと言えます。
1.記憶
記憶とは言葉の入力過程です。効果的な記憶方法は前回のメルマガでご説明しました。
2.認識
認識とは記憶した事の意味や実際的応用を理解した時に初めて起こるものです。真の学びとは記憶したものを完全に理解するまで起こりえないのです。良い授業とは、学習者にこの過程を通過させ次の段階へ導くものです。
3.応用
応 用とは学習者が学んだ事を実生活で活用できることです。記憶すること自体は学習者の大きな利益になりません。言語活動は創造力を必要とします。私たちは新 しい言葉を創り出しはしませんが、意志の伝達のために記憶した言葉を組み合わせます。言語能力は合理的な単語の組み合わせで測られます。従い、実際的応用 力の養成は学習過程で重要な位置を占めます。
私 の授業では、この3つの過程を生徒たちに繰り返し経験させます。授業に集中させ創造的な能力を育成するのに時間をかけます。質問をしたり、いつものやり方 を変えたり、生徒が予想しない事をしたり、わざと間違えたりします。彼らに出力する必要性を与え、学んだ事を引き出せるよう、常時努めています。
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