相模原校 淵野辺校 相模大野校
学びの目的は知識と技能を習得することです。既にそれらを習得済みなら学ぶ必要はありません。生徒が知っているかいないかは、生徒の潜在能力ほど重要ではありません。
学びには時間がかかります。保護者、教師の役目は、子どもの潜在能力を最大限に引き出す手助けをすることです。
以下は学びの妨げになる態度です。
1・過度な期待
短期間で成果を出すことを期待することはプレッシャーを与えます。プレッシャーや否定的な感情は学びを妨げます。結果が表れるまで適度な時間的余裕を与えましょう。
2.低すぎる期待
出来ないと判断する前に挑戦する機会を与えられるべきです。生徒から最大限の成果を引き出すために時間的余裕を与え、様々な方法を試すべきです。不幸にも、保護者や教師が生徒に学ぶ機会を与えなかったり、生徒の自信を失うような事を言う場合があります。“難しい”、“彼には出来ない”などはよく耳にします。時間とチャンスを与えれば、私たちが想像するよりも子ども達はもっと出来るのです。
3.他人と比較すること
どの生徒も異なります。多くの要因が学びに影響します。その中でも、育ちは特に学びに影響します。何でもやってもらえる子と、自立している子では学び方が異なります。意見を述べられる環境で育った子とそうでない子も学び方は異なります。効果的に支援するには子どもを理解することが重要です。
毎年様々な事を教室でトライしますが、驚くべきことは限界の無い子どもの潜在能力です。子どもがどの様に学ぶのか、毎日が新しい発見です。
私は、“難しい”や、“彼にはできっこない”などの表現は大嫌いで、それが挑戦する機会を与えられる前なら尚更です。驚くべきことに保護者からそのような発言がある場合があります。保護者が体験の為に子どもを授業に連れてきて、授業が終わった後に感想を聞くと、「うちの子は英語が分からないから難しいと思う」と保護者が言うのです。そこで私が「お子さんは以前英語を学んだ事がありますか?」と聞くと、「英語のクラスに参加するのはこれが初めてです。」と答えるのです。