相模原校 淵野辺校 相模大野校
多くの人が彼らと同じようにどんな年代においても困難に直面しますが、否定的な結果しか生み出さない場合が多いのです。困難は成功を生み出しません。皆と違って彼らが成功を収めたのは、困難への対処の仕方です。
精神的な強さ
困難に直面しながら成長することは不利益ばかりではありません。適切に導かれれば、上手に問題を解決できるようになります。困難に直面することで、忍耐力、回復力だけでなく、総合的な精神的な強さが身に付きます。大切なのは、愛情豊かで、適切な言葉を使って彼らを導く大人の存在です。
私の子ども達は肌の色で友達からいろいろと言われます。もちろん子ども達は嫌な気持ちになりますが、どうにか対処しなければなりません。子ども達のアイデンティティの確立のため、精神的な強さを手に入れるために、妻と私は親としてこれらの機会を利用するように努めています。
長女(2番目の子ども)は友達の言葉にとても敏感です。入学式の時彼女は、ある子が「あの子は肌の色が黒いね」と言ったのを耳にしました。その一言で泣いてしまい、学校に行きたくないと言い出しました。私たちは彼女を無理やり学校へ行かせました。しばらくしてから、「肌の色があの子より黒いのだから、あの子がそう言うのは当然だよね。」と話しました。「もしもあの子がザンビアの学校に行ったら、肌の色について同じようなコメントを聞くんじゃないかな?」とも言いました。
私たちはいつも子ども達に、あなた達は自由で、他人の意見に惑わされないようにと教えています。幸運なことに子ども達には沢山の友達ができ、楽しく学校へ通っています。困難に直面した時、子どもをどうやって助けるか?
出来れば年少時に精神的な強さを身に付けられるようにした方が、後々楽でしょう。子どもが困難に直面したら、以下を参考に対処しましょう。
1.問題を避けるのではなく、きちんと立ち向かう。逃げてしまえば解決する機会を得られません。思春期や成人してから更に厳しい困難に直面することになります。
2.子どもが問題を解決できるよう手助けする。困難を経験することで学べることや、精神的な強さが身に付くことを子どもに話す。成功への足掛かりと考える。
3.子どもの自己認識を促し、それは他人の考えに左右されないことを理解させる。前向きな態度で接し、肯定的な言葉を使うよう心掛ける。
4.状況を改善するにはどうするべきかよく考える。例えば私は、問題解決の為に保育園へ出向きました。子ども達に人種や言葉の違いについて話をすることで、子ども達が違いを理解できるよう促しました。幸運にも保育園はこの考えを受け入れてくれ、話をすることが出来ました。これが我が子達の状況を一変させました。
5.専門家、同じような状況を乗り越えた友人たちにアドバイスを求める。
他の様々な事と同様に、子どもを育てるには強い意志、一貫性、集中力が必要なのです。
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