相模原校 淵野辺校 相模大野校
10代の子どもは大人でも子どもでもありません。子ども時代の不安定さを感じながら、大人の自由を切望しています。独り立ちしたいけれど、いざ一人になると親からの保護や導きを恋しく思います。一人で決断したくても、正しい答えへと導く正しい決断をするための経験が十分ではありません。
大人、子ども、10代の子ども、誰と関わるにも決まった公式はありません。どんな人も育った環境によって異なり、それぞれが特別なのです。子どもが環境をどのように理解し、対応するかを決めるのは、親の決意次第です。10代の子どもは概して自分の知りうる最良の道を選びます。
大人が10代の子に対して有利な理由は、大人はかつて10代だったからです。一方、10代の子は初めて10代になるのです。ティーンエイジャーになろうとしている息子を見ていると、自分が10代だった頃を考えます。私は、息子とは全く違う環境で育ちました。息子は私の子ども時代よりも物質的に恵まれており、知識も豊富です。彼が今さらされており、今後経験するであろうプレッシャーや誘惑は、私の経験したものとは全く異なります。彼が重要だと思わなくても私が重要だと思うことをきちんと伝える為に、私は彼を正しく理解する必要があります。
私は自分が10代の頃の親や他の大人との関係を思い出そうと努力しています。親や他の大人が私に言ったことについて、私がどの様に感じたか、どのように対応したか、なぜそのように対応したかを思い起こしています。彼らがしたことのうち、どんなことがうれしかったか、誇らしく思ったか、恥ずかしく思ったかを考えています。そして、私がどう行動すべきだったか、また、親に対し何を言うべきだったか、私とどう関わるか、などを考えます。
自分の10代の頃を思い起こすことは有用です。親、他の大人と関わった時、何を感じたか?なぜそう感じたか?どのように扱われたかったか?あなたが学んだ事を子育てにどう生かすか?親があなたに対してしたことで、否定的な結果を招いたことは何か?その時は不快に思っても、結果的に良かったと思ったことは何か?あなたの子どもがまだ小さいなら、10代への準備の為に今できる事は何か?
ティーンエイジャーの子と関わる重要なカギは、理解ある大人になることです。話しは聞かなければ理解できず、つまり、聞き上手な大人になることが必要です。自分自身ではなく、話し手の立場で客観的に理解できる大人です。聞き上手な人は、話し手にとって最も大切な事を常に知ろうとします。
聞く前に「どうでもいい」と思うと、多くの場合問題を引き起こします。
コヴィー博士の「7つの習慣」のうち第5の習慣は、「理解してから、理解されること」です。
大人として、謙虚さはコミュニケーションの鍵です。対立、口論は多くの場合謙虚さが足りないのです。
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