学校での息子の喧嘩

先週の「10代の子どもと適切、かつ効果的に関わるには―その2」のメルマガ原稿完成二日後に帰宅すると、試練が私を待っていました。担任の先生から電話があったと妻が 言いました。6年生の息子が友達と喧嘩し、息子と相手の双方ひどいあざができたというのです。私はとてもショックでがっかりしました。しかし、過去2回のメルマガに書いた内容が、何が起きたか、何故起きたか、どのように起きたかを理解するのに役立ったのです。
最も驚いたのは、息子が大親友と喧嘩をしたことです。親友であるだけでなく、クラスメートであり隣人なのです。私たちのマンションのすぐ上に住んでいます。家族ぐるみの付き合いです。
食後に息子の部屋に行き、何が起きたか聞きました。普段通りの会話で、感情的にはなりませんでした。息子は何が起きたか説明しましたが、どうも不正確なのです。そこで、妻が先生と相手の母親から話を聞きました。
彼らはバスケットボールをしていたそうです。息子は笑わせようとしたらしいのです。親友は真剣にやるように息子に言ったそうですが、息子はふざけ続けていたそうです。親友は体を使って止めようとしましたが、息子はやり返して、喧嘩へ発展してしまったのです。
その晩、「喧嘩の責任はどちらにあると思う?」と息子に尋ねると、息子は自分だと認めました。私は息子に、どんな理由があっても暴力は選択肢の中には無いと諭しました。この喧嘩から何を学んだかよく考え、それを次に生かすように言いました。今回の行動は全く許されないと伝えました。
妻と私はどうなるかと考えていました。
息子の親友は友人の中でも特に素晴らしい子です。しっかりした、礼儀正しい子です。躾が行き届いていて、まじめです。朝はいつも息子を迎えに来て、遅刻することもありません。息子の支度が遅く、先に行ってもらうこともあります。とても仲良しなのです。
驚 いたことに、喧嘩の翌朝、玄関のベルが鳴りました。喧嘩の翌日にも関わらず、親友が迎えに来たのです。私はおはようを言いに玄関へ行き、少し話をしまし た。そして二人に、大切なのは、今回のことから何かを学ぶことだと話しました。帰宅した時もいつもと変わりませんでした。
私が学んだ事
今回の顛末には感心し、結果的にはよかったと思いました。もちろん、こんなことは起きてほしく無かったし、今後も起きてほしくありません。でも、非常に大切 な事を学んだのです。相手の両親の子育ての仕方をすばらしいと思いました。親の導きが無ければ、全く違う結末になっていたかもしれません。先生にはまだ話 をしていませんが、非常にありがたく思っています。私 は、友人関係を発展させていく上で、子ども同士の間に起きた事は非常に重要だと思います。彼らはとても仲良しですが、それぞれ違うのです。息子は、真剣に やらなければならない時でもふざけてしまいます。一方、息子の親友はまじめなのです。それが二人にはわかったのです。限界がどこなのか分かったことで、更 に良い友人関係を構築できるでしょう。

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