相模原校 淵野辺校 相模大野校
先週の水曜に、ゆうちょ銀行主催の初心者向け投資セミナーに参加するため横浜ベイシェラトンホテルに行きました。木曜は、友人のアメリカのプロの歌手によるゴスペルのワークショップに参加するため橋本へ行きました。どちらも非常に勉強になる体験でした。
投資セミナーは3部構成でした。第1部 は草野仁の講演でした。タイトルは「いつもチャレンジ精神で」でした。聴衆の多くは中高年でした。マスコミ界での彼の経歴や、現在に至る過程でどのように 困難を乗り越えてきたかを語りました。また、感銘を受けた人々について語りました。年齢にとらわれず、何歳になっても新しいことに挑戦するよう、聴衆に訴 えました。草野仁と、その後に続いた二人の話は私の日本語学習に非常にためになるものでした。彼らの話に集中することが、彼らが使った単語を理解するのに 役立ち、結果的に私の語彙が増えただけでなく言語能力全般の向上に役立ちました。英語では知っていたけれども日本語では知らなかった新しい単語や表現を知 りました。
「聴解」とは、文法、一般常識、言語能力が交わるところです。文法の知識は、聞いたことが無い単語を聞き取ることに役立ちます。例えば、“I saw a man in a car”の中のaという単語は、ネイティブが話している時はほとんど聞き取れません。しかし、単数名詞の前には冠詞がつくという文法を知っていれば、aが入ることを推測できます。
一 般常識は、話し手が言っていることを主題に基づいて推測し、理解することに役立ちます。例えば、私は、プレゼンの内容や視覚的な情報から、投資専門用語の 意味を推測できました。実際に単語自体を把握しなくても、話し手が次に何を話すかを推測することで多くの事が理解できます。推察する能力は、練習によって 培われます。多くの人は、単語自体を理解しようとして理解できなくなってしまいます。単語自体よりも、話し手があなたに何を知ってほしいかに集中しましょ う。
私 の現在の日本語の能力のレベルは、「他の言い方」を学ぶ事に役立っています。初めて聞いた表現でも、使われている単語から意味を推察できた表現がいくつか あります。「なるほど、そういう風にいうのか!」と感じたことが多々あります。日本語の慣用表現や、ことわざ、言い回しなど、同じような方法で学んでいま す。
一定レベル以上の文法の知識、言語能力、主題についての一般的な知識が総合的に作用して、理解力を高めます。もちろん、この3つの要素が作用する環境にいる事が必要です。
内容を理解しようという意識を持ってセミナーに参加したことで、機会の無い人に比べ、私は更に多くを早く学ぶことができました。新しいことに挑戦する勇気が、多くを早く学ぶことを促進します。
次回は、日本語能力の向上に役立ったゴスペルのワークショップについてお話しましょう。
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