草野仁の講演会とゴスペルのワークショップーその2

先週は横浜での投資セミナーで学んだ事について述べました。今週は、その翌日に参加したハレルヤゴスペルファミリ(HGF)主催のゴスペルワークショップでの経験と学んだ事について述べます。

ワークショップは、主催のアメリカ在住の友人であるプロのゴスペル歌手、レイ・シドニーが開きました。毎年多くの国を訪れ、ワークショップで教えたり、教え子たちとコンサートを開いたりしています。私は過去3年間、毎年2回ずつ彼のワークショップに参加しています。

様々 な行事に参加することで多くの事が学べます。多くの場合は、その行事の本来の目的やテーマ以外にも、たくさんの事を学べます。学びの機会は、新たな見識、 様々な大切な事への更に深い洞察などを私に与えてくれます。また、新たな方法も学べます。例えば、様々なスピーチのやり方、教え方などです。更に、日本語 で行われる行事は、日本語を学ぶ最良の機会でもあります。

ワークショップでは、レイの通訳を務めました。英語から日本語へ、彼が話し、教える事を通訳しました。英語から日本語への逐次通訳は、日本語でのスピーチや、英語から日本語への翻訳よりも難しい作業です。理由は主に3つです。

1に、通訳者はスピーカーが話す内容をコントロールできないことです。スピーカーは自分の好みの単語や表現を使います。通訳として、スピーカーの意図を正しく伝えるために、最適、かつ、正確な単語や表現を探し当てなければなりません。

 第2に、単語自体の意味ではなく、文章の意味を通訳しなければならないことです。特定の英語表現に当てはまる日本語表現を見つけるのは至難の業です。

3に、最適な訳を見つけるまでの時間が短く、また、意味の再確認を出来ないことです。

2外国語を学ぶ人が犯しやすい間違いは、単語を通訳、翻訳しようとすることです。Tシャツやバッグなどに書かれている訳が意味を成さないように、直訳は全く意味を成しません。

この問題を解決するには、沢山の量のリスニングをこなすことです。学習者はリスニングによって正しい表現や言葉の流れを瞬時に学べるので、効果的です。

私の通訳はあまり上手ではありませんでした。しかし徐々に、使用する単語自体は違ってもスピーカーの意図を正確に伝えられる表現を使えるようになりました。通訳は非常に勉強になる体験で、通訳の訓練を定期的に行えば、もっと上手く通訳できるようになれると思いました。

しかし、“getting out of the box”に対する正確な日本語表現が思いつきませんでした。ご存知の方は、ブログに投稿するか、私にメールでお知らせください。そして、あなたが英語を学んでいる方なら(そうでなくても)、日英ではなく英日の翻訳、通訳に挑戦してみてください。

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