宿題や勉強をさせる効果的な方法

子どもに以下の様な質問をすることを考えたことがありますか?
1.今日は学校に行きたい?
2.今日はお風呂に入りたい?
3.野菜やヨーグルトは食べたい?
さて、子どもはどのように答えるでしょうか?もしも子どもが「いや」と答えたら、あなたはどうしますか?
やるかやらないかは、その事柄に対して子どもがどう感じているかによって決まります。感じ方は考え方の影響を受け、考え方は見聞きしたことや体験、育った環境の影響を受けます。
例えば、日本の多くの子ども達は納豆が好きですが、ザンビアの子ども達は耐えられません。同様に、ザンビアの多くの子はピーナッツバターが好きですが、日本の子ども達はあまり好きではありません。いずれにしても、子ども達は好物を食べます。
我が子達3人は納豆が大好きです。私と妻は好きではありません。子ども達は学校で納豆が体に良いことを聞いたり、他の子ども達が食べているのを見たりして、食べるようになったのです。
学 齢期になれば子どもは学校に通い始めますが、それは学校が彼らにとって魅力的だからではありません。他の子が学校に行くのを見たり、学校は大切であると聞 いたりしたため、学校に行くようになるのです。学校が好きだから通学するのではなく、学校には行かなくてはならないと理解したから通うようになるのです。
これは、ブロッコリーを食べたり、他の野菜を食べたり、お風呂に入ったりする事にも当てはまります。
通学したり、お風呂に入ったりする習慣は、一定の経過を経て形成されます。見たり聞いたり、繰り返し行ったりして後天的な習慣となるのです。
つまり、同様に、子ども達に宿題をしたり勉強をしたりする習慣を付けさせるには、同じような過程が必要です。その為には、以下の様な段階を経るのが効果的でしょう。
1. 子どもに意見を求めず、やるようにきっぱりと言いましょう。一般的にはどんな親も「学校に行きたい?」と子どもに尋ねないでしょう。むしろ、「学校には行 くものです。」と言うでしょう。子どもへの伝え方が子どもの反応を決定します。子どもにはすべきことをするように伝えましょう。一貫性が不可欠です。
2. 宿題や勉強をする時間を決めましょう。子どもにとって、学校に通うのは簡単です。登校時間が決まっているからです。親が「そろそろ学校へ行く時間です よ。」と言えば、子どもは学校へ向かうのです。なんとなく「勉強しなさい。」や「宿題をやりなさい。」と言えば、かえってやらなくなる場合もあります。我 が子達や生徒たちが好ましくない事をした時は、「今はそれをする時間ではないですよ。」と諭すようにしています。子ども達に、今やるべきことは何かを考え て欲しいからです。
3.子どもが自分で自由に使える時間を持てるよう、バランスを取りましょう。多忙すぎると勉強が嫌になりがちです。
4.時間が来たら、穏やかに、しかしきっぱりと、「やる時間ですよ。」と言いましょう。「学校に行く時間ですよ。」と言うのと同じように。
子どもは成長途中です。基本的には自分一人では何もできません。スケジュールは守れないし、宿題や勉強も親の助けなしで行うのは難しいでしょう。子どもが「いやだな」と感じる事でもやるようさせるには、忍耐、知恵、能力が必要です。
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