理由は息子なのです。-その4

子どもを観察したり本を読んだりして、以下の二つの事が息子をはじめ他の子ども達の言語能力や創造力、対人能力を伸ばすと思うようになりました。

1.遊び

2.自由時間

遊び-テレビゲームなし、テレビは少しだけ

遊びは子どもにはとても大切なことです。遊びを奪うことで、子どもが鬱に陥ったり、敵対的行為を行ったりすると指摘する専門家もいます。一方、ある調査では、適切な遊びは数学などの様々な能力の発達に役立つことを示しています。

楽しくて効果的なのは「ごっこ遊び」です。想像力を使って、何かや誰かになったりします。この遊びを通して子どもは、言語能力と認識能力を獲得していきます。正しい文脈の中で「大人の言葉」を再現するのです。

「ごっこ遊びにおいては、自分の年齢よりも上の役割を演じ、行動も年齢以上になる。つまり、実年齢よりも背伸びした状態。」とロシアの著名な心理学者レフ・ヴィゴツキーは述べています。

「子どもはごっこ遊びを通して、創造的な方法で学びに挑戦する勇気や自信を確立している。」とEinstein Never Used Flashcardsの著者で心理学者でもあるパセク博士らは述べています。

私 が幼児に英語を教える時はよく「ごっこ遊び」を使います。この遊びによって彼らと容易にコミュニケーションできることに非常に驚いています。例えば私たち はおもちゃの果物の「皮をむき」、「切り」、「食べ」ます。友達に分けたりします。この様な状況では翻訳は不要です。真のコミュニケーションが行われま す。

息子が3歳の時、大人に対してよりも友達に対しての方が息子の話し方が自然である事に気が付きました。更に、大人から言われるよりも、友達がしていることを見たり聞いたりした方が、色々な事が出来る場合が多いことに気が付きました。

これらのことから、子どもの言語能力や対人能力を伸ばすには、他の子ども達と遊ばせることが最も効果的な方法だと思うようになりました。一般的に子どもは友達の影響を受けやすいものです。子どもは友達が大好きで、友達と遊ぶことも好きなのです。

息子はごっこ遊びの時の方がコミュニケーションが得意でした。ですから、友達と遊ぶ機会を多く作るように心掛け、遊べるおもちゃも与えました。

息子にはテレビゲームを与えず、コンピューターゲームもさせませんでした。テレビの時間も、教育的なものに限り1日1時間以内に制限しました。息子は大好きなアニメを見ていました。

我が家では現在でも、ゲーム無し、テレビ1時間です。子ども達は一緒に遊んだり、何かを作ったりして過ごしています。喧嘩もたくさんするし、仲直りも沢山します。

自由時間

私の「自由時間」の定義は、「最低限の監視の下、子どもがやりたいことをやる時間」です。この様な状況は、独創的なアイディアを生み出します。

テレビを見たり、ゲームをしたりする時間は自由時間ではありません。子どもや大人までもその機械と関わり、その機械のコントロール下に置かれるからです。独創的な考えが生まれる環境ではありません。

息 子には沢山の自由時間を与えるようにしていました。テレビを消し、紙と鉛筆を与えました。おもちゃを出すこともありました。息子は何をしても良いことに なっていました。この結果、息子は創造的な力を身に付けました。今では漫画を描くようになり、読み書き等の言語能力の発達にも役立ちました。

我が子達は何かを作るのが大好きです。7歳の次女は300人以上登場する彼女オリジナルのお話を書きました。

現代っ子は自由時間を持つのは難しくなっています。習い事やテレビ、ゲーム等で忙しいからです。これによって、自己表現の能力や対人能力を養う機会を奪われています。

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