リスニングと音読から英語を効率的に学ぶには?

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リスニングと音読から英語を効率的に学ぶには?

英語は多くの日本人にとって外国語であり、英語を学ぶ者にとって流暢に話せる能力はどうしても獲得したい能力です。会話の相手が不在の場合、シャドウイングは効果的な練習方法です。ネイティブの発音に合わせて音読すると、正しく発音できるようになるだけでなく、自然な流れで話せるようになります。
ネイティブに合わせて繰り返し音読することで、子どもたちは素晴らしい会話力を身につけることができます。

15年に及ぶ教師の経験から、効果的な教育方法を二つ挙げましょう。
1.アクティビティを通して楽しく学ぶ
2.頭を使わせる

1.楽しく学ぶ
工夫すれば、どんなアクティビティでも楽しくなります。
例を挙げましょう。典型的な方法では、本を読むときは、まずは子どもを座らせ、最初のページから最後まで読みます。この方法はどんな子どもにも初めの1回は通用するでしょう。しかし、2回目以降は飽きてしまって長続きしません。
効果を上げるには、初めに目標を決めることが肝心です。目標が決まれば手順や手段が自ずと分かってきます。例えば、オアシスでRaz-kidsを使用して行っている方法のように、1週間で1冊の本を読めるようになることを目標に定めるとしましょう。目標は、1)重要語句の発音を練習する、2)反復パターンに気づく、3)初日は1ページだけ読めるようにする、の3点です。これらを出来るようにするために、まず音読を聴かせます。次に、重要語句の発音を練習しましょう。天気に関する本なら、晴れ、雨などの天気の種類の単語です。1ページに1種類の天気が書いてあるなら、天気の単語だけを読みます。次のページでも同様に繰り返し、最後のページまで続けます。それからゲームをしましょう。本を閉じて、どんな天気が出てきたか、子どもに思い出させてみましょう。全部言えたら違うゲームをしましょう。ページの数字を言い、そのページに出てきた天気を考えさせましょう。これで数字の練習も楽しく行えます。想像力を少し働かせるだけで、様々なアクティビティが頭に浮かんでくるでしょう。そして、子どもと楽しく学べるだけでなく、あなた自身の英語力保持にも役立ちます。

単語を発音できるようになったら、次は文章を言えるように練習します。これも、上記と同様のゲームを活用できます。最後に、ネイティブの音声を聞き、それに合わせて一緒に読みましょう。最後のページまで頑張りましょう。

2.頭を使わせる
多くの授業は子どもにとってとても退屈で、教師の一人芝居です。子どもを学びに引き込むには、教師は生徒に質問し続けなければなりません。子どもを知的な活動に参加させるには、ヒントだけを与え、すぐに答えを教えない事です。子どもに考えさせ、それから答えを教えましょう。わざと間違った答えを言う方法もあります。子どもは喜んで間違いを正すでしょう。大人の間違いを指摘するのは大好きですから。
子どもに頭を使わせる最も簡単な方法は、ジェスチャーを使うことです。上述の天気の例なら、「震える」動作なら「寒い」、手のひらで顔を扇ぐような動作なら「暑い」です。傘を開く仕草なら「雨」でしょう。子どもと役割を交代し、子どもにジェスチャーをやらせてみましょう。

勉強に遊びの要素を取り入れ、学びに子どもを引き込むことで、学ぶことが楽しくなるだけでなく、英語の勉強に割いた時間を最大限に活用することになります。効率的に学ぶためには、子どもや生徒と良い関係を築き、円滑なコミュニケーションを保ち、適切な学習環境を提供する必要があります。更に、忍耐と集中力は、目標を達成するためには欠かせません。

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