子どもの学習深度を確かめるには?

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子どもの学習深度を確かめるには?

「今日は何を勉強したの?」これは、授業の後、親が子どもによく投げかける質問です。しかし、大抵の場合、子どもはきちんと答える事はできません。この質問では、授業の総括を聞いているからです。幼い子どもは授業内容を一言で言い表すことができません。

では、どのような質問を投げかけたらよいのでしょう?

授業の主題ではなく、具体的な内容を聞けばよいのです。「今日は色や動物について勉強したよ。」ではなく、動物や色の名前をなど、具体的な内容を引き出す質問をすればよいのです。

以下の質問例はオアシスで使用している教材のRaz-kidsに基づいています。しかし、この方法は学校の科目やピアノのレッスンにも応用可能です。

1.「これは何?」

授業内容のまとめができなくても、何も学んでいなかったというわけではありません。授業で何を学んだかを知るには、「これは何?」と聞いてみましょう。こう聞けば、子どもは学んだ内容を説明しようとします。そこで、子どもに、レッスンで使用した教材を見せるように言う必要があります。学校の科目など教科書がある場合は、親は事前に内容を把握している必要があります。ページを開き、指さしながら「これは何?」と聞いてみましょう。「これは何色?」「これは何個になる?」、「大きいものと、小さいもの、それぞれ何個?」などです。

2.「読んでくれる?」

まず子どもに、授業で扱った本や、今読んでいる本の名前を聞いてみましょう。子どもが答えられなければ、先生に聞いてみましょう。本の題名が分かれば、子どもに「読んでくれる?」と聞いてみましょう。音読に苦労している箇所があれば、一緒に読んであげましょう。日本語の本でも同様にやってみましょう。

3.「覚えている?」

この質問をするには、子どもがよく読む本や、内容を思い出しやすい本を親が知っていることが必要です。まず内容を聞きましょう。内容が思い出せるなら、文章を暗唱させてみましょう。完璧に暗唱できなくても大丈夫です。

歴史なら人名、場所、起こった年などを聞いてみましょう。

4.「色は青だっけ?」

こう尋ねるには、親が内容を熟知している必要があります。内容と異なる質問を投げかけるのも一案です。実際には黄色の家なのに「青だっけ?」と聞いてみたり、3人なのに「5人?」と聞いてみるのも一つの方法です。九九を練習する際にも、わざと8X8=60?と言ってみたりしましょう。

 

子ども達は学んだ事を親にやって見せる事が大好きです。その過程で間違いや問題点に気づいたりします。上述の様な質問をすれば、子どもの学びが深まるだけでなく、子どもの理解度に確信が持てるようになります。

子どもの能力は様々です。各々が各々のペースで学びます。子どもの理解度について心配な事があれば、「授業が駄目」と結論付ける前に、まず先生に相談しましょう。

 

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