相模原校 淵野辺校 相模大野校
大抵の場合、英語を学ぶ人は、大人でも子どもでも、以下の3つの問題に直面するものです。
1. 練習する時間が無い
2. 話す機会が無い
3. 教材が不適切
3つの効果的な学習プログラム
効果的な学習プログラムには、以下の3つの柱があります。
1.実践の時間を十分に確保
明白な事ですが、定期的に適切な練習をしない限り、語学を習得することはできません。短期間トライしてあきらめる人がいますが、それは、努力不要な、楽な方法があると思い込まされているからです。私は5か国語話しますが、どれも習得には時間がかかりました。
週に1回、30~40分のレッスンで素晴らしい成果が上がると書いてある英会話教室の広告を見ると、驚きを隠しきれません。多くの人は何回かトライしても成果が上がらずあきらめてしまい、自分には才能がなかったと思うようになります。
最良のプログラムは、レッスン時間を十分に確保し、生徒に十分なスピーキングの練習時間を与えるものです。ただし、レッスン時間が長くても、教師が話してばかりでは生徒の時間を奪ってしまいます。
2.話す機会を十分に確保
会話力の習得は、レッスン時間だけでなく練習に割いた時間の成果です。流暢に話せるようになるためには、言葉をはっきりと発音できるよう、口や舌の動きを練習することが必須です。音声を聞き、繰り返し発音することで身に付きます。目標は、自然に口から出てくるようになるまで十分に言語に慣れることです。
多くのプログラムのレッスンでは、生徒が流暢さを習得することができません。40~50分のレッスン時間の中で、数種類の言葉を扱うからです。たとえば、1回目のレッスンは動物の名前と動詞を学び、2回目は果物の名前と新しい動詞を学ぶ。つまり、教科書に沿ったレッスンです。毎回違うことを学び、それぞれに関連性が無い。いわゆる“ADD―注意欠陥障害” レッスンです。語彙は増えるかもしれませんが、流暢さを習得する事は不可能です。会話力の習得には、楽しく、相互作用的な長期間の練習が必要です。
3.教室外でも活用できる教材を使用
外国語を習う最大の障害は、練習の機会や時間がない事です。最適な教材とは、あらゆる意味でこの障害を克服できるものです。教師が目の前にいなくても、手軽に効果的に学習できるようにすべきです。言語学習はインプットとアウトプットの両方が必要です。リスニングとリーディングはインプット、スピーキングとライティングはアウトプットです。
インプット方法がアウトプットの能力を左右します。ゴミを入れてもゴミしか出てきません。流暢に、かつ正確に話せるようになるには、正しい発音を繰り返し聞く必要があります。更に重要なのは、文脈中での単語の使われ方も理解することです。
今ではあらゆるところに安価、無料の教材があります。これらを個人的な学習に使用しましょう。オンラインの教材には、常に最新のものにアップデートされているというメリットがあります。