子どもにさせたいことをさせるためには?その1

子どもに勉強させたり、ピアノの練習をさせたり、将来役に立つと思うことをさせるのに苦労していませんか?

子どもに何かをさせようと思ったら、効果的にコミュニケーションすることが不可欠です。腕のいい教師やベテランの親などコミュニケーションに長けている人は、すべきことを子どもにやらせることができます。例えば、コミュニケーションが上手な親は、勉強やきついピアノの練習もさせることができます。

コミュニケーション能力を高めるには、まずは、子どもに影響を与える要素や、好き嫌いを生じさせる原因を理解しなければなりません。子どもは、言葉、目にしたこと、経験などから影響を受けます。

1.言葉

子どもは、聞いた言葉やその状況などに影響を受けます。特に、自分や自分の周囲についての言葉は、自分自身や自分の周囲についての認識に影響を与えます。他人の悪口や、ある出来事について悪く言うのを聞いたら、その人やその出来事を悪く思うようになり、逆に良い事を聞けばその人やその出来事に対し好印象を持つようになります。

特定のスポーツチーム、特定の番組などが好きになるのは、周りに親や先生、友達など、大きな影響を与える人がいるからです。

意見を述べたりする言葉が子どもに影響を与えます。例えば、「巨人が世界で一番強いチームだ」と定期的に聞けば、子どもはそう信じるようになります。一方、「巨人は他球団から選手を引き抜いているからひどいチームだ」と言えば、子どもは巨人を嫌いになるでしょう。これはすべてに当てはまります。効果的にコミュニケーションしようと思ったら、慎重に言葉を選ばなければなりません。「勉強しないと試験に受かりませんよ。明日はゲームもテレビも無し、夕方5時から8時まで勉強しなさい。」と言うよりも、「もう少し頑張れば試験で良い成績が取れると思う。明日は何時から勉強する?何時間勉強したら時間を最大限に生かせると思う?」と聞いた方が効果があるでしょう。後者の質問なら、あなたが子どもに求めている答えが得られ、子どもに勉強させることができるでしょう。更に、子どもは自分が物事をコントロールしていると感じる事が出来ます。

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