草野仁の講演会とゴスペルのワークショップーその2

先週は横浜での投資セミナーで学んだ事について述べました。今週は、その翌日に参加したハレルヤゴスペルファミリ(HGF)主催のゴスペルワークショップでの経験と学んだ事について述べます。

ワークショップは、主催のアメリカ在住の友人であるプロのゴスペル歌手、レイ・シドニーが開きました。毎年多くの国を訪れ、ワークショップで教えたり、教え子たちとコンサートを開いたりしています。私は過去3年間、毎年2回ずつ彼のワークショップに参加しています。

様々 な行事に参加することで多くの事が学べます。多くの場合は、その行事の本来の目的やテーマ以外にも、たくさんの事を学べます。学びの機会は、新たな見識、 様々な大切な事への更に深い洞察などを私に与えてくれます。また、新たな方法も学べます。例えば、様々なスピーチのやり方、教え方などです。更に、日本語 で行われる行事は、日本語を学ぶ最良の機会でもあります。

ワークショップでは、レイの通訳を務めました。英語から日本語へ、彼が話し、教える事を通訳しました。英語から日本語への逐次通訳は、日本語でのスピーチや、英語から日本語への翻訳よりも難しい作業です。理由は主に3つです。

1に、通訳者はスピーカーが話す内容をコントロールできないことです。スピーカーは自分の好みの単語や表現を使います。通訳として、スピーカーの意図を正しく伝えるために、最適、かつ、正確な単語や表現を探し当てなければなりません。

 第2に、単語自体の意味ではなく、文章の意味を通訳しなければならないことです。特定の英語表現に当てはまる日本語表現を見つけるのは至難の業です。

3に、最適な訳を見つけるまでの時間が短く、また、意味の再確認を出来ないことです。

2外国語を学ぶ人が犯しやすい間違いは、単語を通訳、翻訳しようとすることです。Tシャツやバッグなどに書かれている訳が意味を成さないように、直訳は全く意味を成しません。

この問題を解決するには、沢山の量のリスニングをこなすことです。学習者はリスニングによって正しい表現や言葉の流れを瞬時に学べるので、効果的です。

私の通訳はあまり上手ではありませんでした。しかし徐々に、使用する単語自体は違ってもスピーカーの意図を正確に伝えられる表現を使えるようになりました。通訳は非常に勉強になる体験で、通訳の訓練を定期的に行えば、もっと上手く通訳できるようになれると思いました。

しかし、“getting out of the box”に対する正確な日本語表現が思いつきませんでした。ご存知の方は、ブログに投稿するか、私にメールでお知らせください。そして、あなたが英語を学んでいる方なら(そうでなくても)、日英ではなく英日の翻訳、通訳に挑戦してみてください。

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草野仁の講演会とゴスペルのワークショップ

先週の水曜に、ゆうちょ銀行主催の初心者向け投資セミナーに参加するため横浜ベイシェラトンホテルに行きました。木曜は、友人のアメリカのプロの歌手によるゴスペルのワークショップに参加するため橋本へ行きました。どちらも非常に勉強になる体験でした。
投資セミナーは3部構成でした。第1部 は草野仁の講演でした。タイトルは「いつもチャレンジ精神で」でした。聴衆の多くは中高年でした。マスコミ界での彼の経歴や、現在に至る過程でどのように 困難を乗り越えてきたかを語りました。また、感銘を受けた人々について語りました。年齢にとらわれず、何歳になっても新しいことに挑戦するよう、聴衆に訴 えました。草野仁と、その後に続いた二人の話は私の日本語学習に非常にためになるものでした。彼らの話に集中することが、彼らが使った単語を理解するのに 役立ち、結果的に私の語彙が増えただけでなく言語能力全般の向上に役立ちました。英語では知っていたけれども日本語では知らなかった新しい単語や表現を知 りました。
「聴解」とは、文法、一般常識、言語能力が交わるところです。文法の知識は、聞いたことが無い単語を聞き取ることに役立ちます。例えば、“I saw a man in a car”の中のaという単語は、ネイティブが話している時はほとんど聞き取れません。しかし、単数名詞の前には冠詞がつくという文法を知っていれば、aが入ることを推測できます。
一 般常識は、話し手が言っていることを主題に基づいて推測し、理解することに役立ちます。例えば、私は、プレゼンの内容や視覚的な情報から、投資専門用語の 意味を推測できました。実際に単語自体を把握しなくても、話し手が次に何を話すかを推測することで多くの事が理解できます。推察する能力は、練習によって 培われます。多くの人は、単語自体を理解しようとして理解できなくなってしまいます。単語自体よりも、話し手があなたに何を知ってほしいかに集中しましょ う。
私 の現在の日本語の能力のレベルは、「他の言い方」を学ぶ事に役立っています。初めて聞いた表現でも、使われている単語から意味を推察できた表現がいくつか あります。「なるほど、そういう風にいうのか!」と感じたことが多々あります。日本語の慣用表現や、ことわざ、言い回しなど、同じような方法で学んでいま す。
一定レベル以上の文法の知識、言語能力、主題についての一般的な知識が総合的に作用して、理解力を高めます。もちろん、この3つの要素が作用する環境にいる事が必要です。
内容を理解しようという意識を持ってセミナーに参加したことで、機会の無い人に比べ、私は更に多くを早く学ぶことができました。新しいことに挑戦する勇気が、多くを早く学ぶことを促進します。
次回は、日本語能力の向上に役立ったゴスペルのワークショップについてお話しましょう。
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マンションの管理組合の総会

日曜にマンションの管理組合の総会に出席しました。この会議は、他の多くのイベントと同様、私にとっては一つの学習機会です。集中して聞くので、新しい日本語や表現を学ぶからです。特に、「高圧洗浄」と「油圧スイッチ」は特に記憶に残っています。個々の単語は知っていましたが、この組み合わせで聞いたのは初めてでした。初めて耳にした時は単語さえも認識できませんでした。マンションの屋根の修理と立体駐車場の補修についての話し合いの最中これらの言葉が繰り返し使われました。更に話し合いが続き、これらの言葉が何度も使われるうち、写真や私の知識、そして文脈から言葉の意味を推測できるようになりました。話し合いが終わるころには言葉の意味を確信し、まだ見たことはなかったのですが、漢字でどう書くかさえ確信できるようになりました。辞書は使いませんでした。このブログを書く前に、念のため漢字を確認したところです。
私たちは、言葉をはじめ他の多くの事を同じような方法で毎日学んでいます。文脈の中での正しい使い方に触れれば、辞書を使わなくても新しい言葉の意味や使い方を理解します。
新しい言葉に出会うたびに辞書をめくるよりも、注意深く聞き、それについてよく考え意味を推測するほうが、はるかに効果的に言語を学べます。文章は、何かを伝える為に単語を組み合わせて作られます。単語はそれぞれ相互に作用し、意味を伝える為にお互いを補います。
オアシスでは、効果的な言語学習の為にリスニングと読解に力を入れています。もっと目に見えるような成果を得たいと思う学習者には、これらに特に定期的に時間を割くようおすすめします。オアシスで使用しているリスニングと読解の教材はこれらの力を養うことに非常に役に立ちます。
さて、文脈から言葉の意味を推測することの効果を証明するために、試してみましょう。
以下の単語の意味は何でしょう?(まだ辞書を使わずに)
1. brisk 2. dawn 3. dusk 4. Soar
では、以下の文を読み、単語の意味を推測してみましょう。
1. I was late so I had to walk briskly.
2. I got up early at dawn, just when the sun was coming out.
3. We need to finish before dusk, before the sun disappears.
4. The bird soared higher and higher.
単語の意味が分かりますか?推測しましょう。それから辞書で探してみましょう。いかがでしたか?
私たちは同じような方法で毎日学んでいます。五感が意味の理解を促し、単語に意味を添えます。同じような方法で子どもは親から母語を学びます。例えば、暑いと感じ、大人が「今日は本当に暑いね」と話す大人の行動を見て、「暑い」の意味を理解するのです。
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娘の授業参観 - 国語の授業

先日、3人の我が子達が通う市立小学校での、1年 生の末娘の授業参観に行きました。授業は、ボランティアのお母さんたち二人の読み聞かせから始まりました。お話は、「はいしゃさんどき、わにさんどき」、 「頭の上に柿の木」の二つで、とても面白い話でした。子ども達がわくわくしながら話を聞いている様子も見られて楽しめました。授業は、国語の教科書の「こ くご一下、ともだち」から、働く車の種類や機能、用途などの説明文について行われました。
先 生は説明文から質問を挙げ、黒板に書きました。それから、質問に含まれる単語の意味を尋ねました。答えるために子ども達は手を挙げました。一つの単語を除 いて正解でした。残りの一つは私も答えが分かりませんでした。先生は意味を説明しました。私の日本語の語彙も一つ増えました。授業はとても楽しくて、毎日 参加したいと思いました。山口先生は非常に能力が高い先生です。
日本語の学習者は大人も含めて小学校の国語の教科書「こくご一上、かざぐるま」と「こくご一下 ともだち」から始めるべきと思います。もっと多くの人が早く日本語ができるようになるでしょう。私も、大人になっても、このように始めたかったと思いました。
読 み取りの後は、漢字でした。先生は黒板にまず、青、と書き、書き順を説明しました。それから、青の下の部分は、月という漢字とは異なると説明しました。そ して、青が含まれる漢字や、青を使った言葉や熟語の説明をしました。私は青という漢字は知っていましたが、書き順はその日初めて知りました。その日に学ん だ言葉や熟語のいくつかは簡単には忘れないでしょう。
私 も小学校では同じような方法で英語を習いました。読み聞かせや話の内容についての質問、単語などです。文法や単語は文脈の中で習いました。この方が子ども 達にとって文法や新しい言葉を覚えやすいからです。私は、日本での外国語学習としての英語教育にもこの方法が最善と考えています。
オ アシスでは、英語の本を読むことがカリキュラムの中で重要な位置を占めています。初心者用から上級者用まで様々なレベルの本があります。日本語の記載は一 切無く、子ども達に日本語を書き込むことも勧めていません。オンライン上で読める本は音声が聞け、音読の練習ができるので、家庭でも学習できます。何名か の生徒は音読を録音してきますので、私は授業でそれを再生します。教材は使いやすく、廉価です。たくさんの生徒が楽しんでおり、皆が非常に上達していま す。
生徒とご家庭の努力無く、教材だけでは何の結果も生み出しません。残念ながら近道は無いのです。
必要なことは音読の練習の時間を作ること、そして、その計画をきちんと実行することです。長時間でなくても構いません。お風呂やご飯の前の10分間でさえ、きちんと定期的に行えば長期的には驚くべき結果を生み出します。
1年後、2年後、3年後の結果を楽しみにしています。
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学校での息子の喧嘩

先週の「10代の子どもと適切、かつ効果的に関わるには―その2」のメルマガ原稿完成二日後に帰宅すると、試練が私を待っていました。担任の先生から電話があったと妻が 言いました。6年生の息子が友達と喧嘩し、息子と相手の双方ひどいあざができたというのです。私はとてもショックでがっかりしました。しかし、過去2回のメルマガに書いた内容が、何が起きたか、何故起きたか、どのように起きたかを理解するのに役立ったのです。
最も驚いたのは、息子が大親友と喧嘩をしたことです。親友であるだけでなく、クラスメートであり隣人なのです。私たちのマンションのすぐ上に住んでいます。家族ぐるみの付き合いです。
食後に息子の部屋に行き、何が起きたか聞きました。普段通りの会話で、感情的にはなりませんでした。息子は何が起きたか説明しましたが、どうも不正確なのです。そこで、妻が先生と相手の母親から話を聞きました。
彼らはバスケットボールをしていたそうです。息子は笑わせようとしたらしいのです。親友は真剣にやるように息子に言ったそうですが、息子はふざけ続けていたそうです。親友は体を使って止めようとしましたが、息子はやり返して、喧嘩へ発展してしまったのです。
その晩、「喧嘩の責任はどちらにあると思う?」と息子に尋ねると、息子は自分だと認めました。私は息子に、どんな理由があっても暴力は選択肢の中には無いと諭しました。この喧嘩から何を学んだかよく考え、それを次に生かすように言いました。今回の行動は全く許されないと伝えました。
妻と私はどうなるかと考えていました。
息子の親友は友人の中でも特に素晴らしい子です。しっかりした、礼儀正しい子です。躾が行き届いていて、まじめです。朝はいつも息子を迎えに来て、遅刻することもありません。息子の支度が遅く、先に行ってもらうこともあります。とても仲良しなのです。
驚 いたことに、喧嘩の翌朝、玄関のベルが鳴りました。喧嘩の翌日にも関わらず、親友が迎えに来たのです。私はおはようを言いに玄関へ行き、少し話をしまし た。そして二人に、大切なのは、今回のことから何かを学ぶことだと話しました。帰宅した時もいつもと変わりませんでした。
私が学んだ事
今回の顛末には感心し、結果的にはよかったと思いました。もちろん、こんなことは起きてほしく無かったし、今後も起きてほしくありません。でも、非常に大切 な事を学んだのです。相手の両親の子育ての仕方をすばらしいと思いました。親の導きが無ければ、全く違う結末になっていたかもしれません。先生にはまだ話 をしていませんが、非常にありがたく思っています。私 は、友人関係を発展させていく上で、子ども同士の間に起きた事は非常に重要だと思います。彼らはとても仲良しですが、それぞれ違うのです。息子は、真剣に やらなければならない時でもふざけてしまいます。一方、息子の親友はまじめなのです。それが二人にはわかったのです。限界がどこなのか分かったことで、更 に良い友人関係を構築できるでしょう。

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十代の子どもと適切、かつ効果的に関わるには その2

10代の子どもは大人でも子どもでもありません。子ども時代の不安定さを感じながら、大人の自由を切望しています。独り立ちしたいけれど、いざ一人になると親からの保護や導きを恋しく思います。一人で決断したくても、正しい答えへと導く正しい決断をするための経験が十分ではありません。
大人、子ども、10代の子ども、誰と関わるにも決まった公式はありません。どんな人も育った環境によって異なり、それぞれが特別なのです。子どもが環境をどのように理解し、対応するかを決めるのは、親の決意次第です。10代の子どもは概して自分の知りうる最良の道を選びます。
大人が10代の子に対して有利な理由は、大人はかつて10代だったからです。一方、10代の子は初めて10代になるのです。ティーンエイジャーになろうとしている息子を見ていると、自分が10代だった頃を考えます。私は、息子とは全く違う環境で育ちました。息子は私の子ども時代よりも物質的に恵まれており、知識も豊富です。彼が今さらされており、今後経験するであろうプレッシャーや誘惑は、私の経験したものとは全く異なります。彼が重要だと思わなくても私が重要だと思うことをきちんと伝える為に、私は彼を正しく理解する必要があります。
私は自分が10代の頃の親や他の大人との関係を思い出そうと努力しています。親や他の大人が私に言ったことについて、私がどの様に感じたか、どのように対応したか、なぜそのように対応したかを思い起こしています。彼らがしたことのうち、どんなことがうれしかったか、誇らしく思ったか、恥ずかしく思ったかを考えています。そして、私がどう行動すべきだったか、また、親に対し何を言うべきだったか、私とどう関わるか、などを考えます。
自分の10代の頃を思い起こすことは有用です。親、他の大人と関わった時、何を感じたか?なぜそう感じたか?どのように扱われたかったか?あなたが学んだ事を子育てにどう生かすか?親があなたに対してしたことで、否定的な結果を招いたことは何か?その時は不快に思っても、結果的に良かったと思ったことは何か?あなたの子どもがまだ小さいなら、10代への準備の為に今できる事は何か?
ティーンエイジャーの子と関わる重要なカギは、理解ある大人になることです。話しは聞かなければ理解できず、つまり、聞き上手な大人になることが必要です。自分自身ではなく、話し手の立場で客観的に理解できる大人です。聞き上手な人は、話し手にとって最も大切な事を常に知ろうとします。
聞く前に「どうでもいい」と思うと、多くの場合問題を引き起こします。
コヴィー博士の「7つの習慣」のうち第5の習慣は、「理解してから、理解されること」です。
大人として、謙虚さはコミュニケーションの鍵です。対立、口論は多くの場合謙虚さが足りないのです。

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十代の子どもと適切、かつ効果的に関わるには その1

十代の子どもは、ある日突然十代になるわけではありません。愛らしい赤ちゃんからゆっくりと十代へと成長するのです。ですから、十代の子との接し方という今回の課題は、小さい子どもを責任感のある十代へ育てる方法から始めたいと思います。予防は治療より望ましいのです。十代の態度、習慣、行動は、青年期へ至るまでに受けた意図的、無意識的なしつけの結果なのです。私は、愛情、すべき時にすべきことをする自律心、権威、の3つが親にとって必要な資質だと考えています。

愛情
愛情は少なくとも以下の4つの役割があります。
1.子どもを養う。真の愛情は子どもが最も必要とし、かつ欲しがるものです。子どもに貴重な時間を与え、感情的、精神的にも助けます。愛情は犠牲も伴います。
2.子どもを守る。身体的な危険やその他の危険から子どもを守ります。好ましくない行動や態度を身に付けないよう子どもを守ります。健全でない人生や状況の解釈を身に付けないよう防ぎます。また、子どもが欲しがっても、親が子どもにとって良くないと思うものを子どもが手に入れるのを防ぎます。
3.子どもを導く。教育やしつけだけでなく、子どもへのアドバイスも含みます。子どもは人生経験が少なく、最良の決断が出来ません。子どもの決断は概してすぐに得られる満足に基づいています。
4.子どもとの効果的なコミュニケーションの経路となる。十代の子どもと親が効果的にコミュニケーションするには、子どもの人生を通して構築する必要があります。まずは、子どもに耳を傾け子を理解したいという心と意欲からです。十代の子が父親、母親と良好な関係を築けているなら、助けが必要な時には親に相談するでしょう。子ども自身が、「親は僕の(私の)話を聞き、理解してくれる」と信じている場合に、この様なことが起こります。

正しい事をする自律心
親には、正しい時に正しい事をするために自律心が必要です。多くの場合、愛情を示すことが子どもを守る事よりも優先されます。例えば、十代の子が車を借りたいと言います。親は、未熟な子どもが一人で車を運転するのは危険だと分かっています。多くの親は危険を無視し、子どもに車を貸すでしょう。自律とは、親は危険だと考えていることを子どもに伝え、車を貸さないと決断することです。
どんな大人に育ってほしいか、心にはっきりとした目標を描くことが、自律心を養うことになります。

権威
権威とは、子どもがやりたくない事をさせるようにする資質を指します。権威は愛情と対でなければならず、子どもは自分にとって良い事だけを行うようになります。
権威は大声で命令したり、怒って命令することと全く関係ありません。意志疎通を図り、求めている結果を得るためのものです。しかし、子どもの行動に対して怒ってはならないということではありません。
権威は子どもが小さい時から示さなければなりません。親が、決めたことをきちんと守り妥協しないことで示されます。子どもは、親が一貫した態度をとることを理解する必要があります。

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チャンスが与えられれば、子どもはちゃんとできる

私は最近、やらなければならない時には子どもはきちんと行えるという事例を体験しました。

まずは、私の子ども達です。
月~金は、妻は7時に家を出ます。そして子ども達が登校し、私が最後に家を出ます。私は家を出る前に食器を洗い、掃除をします。
2週間ほど前、渡米してセミナーへ出席しました。4日間家を空けるので、朝、食器洗いや掃除ができなくなりました。何が起こるだろうと思っていました。出発前に、できる事はやるように子どもに言おうと思っていたのですが、しかし話せずに家を出てしまいました。
私が家にいる時は、少なくとも自分で使った食器は洗うよう、子どもに言わなければなりません。それでも時々忘れるので、登校した後に私が洗うこともあります。
しかし、私が出発した日の午後、妻が帰宅すると、子ども達は食卓を片づけ、食器を洗い、部屋の掃除機をかけてあったと妻から聞きました。大人の監視の目がなくても出来たのです。

つぎは心結ちゃんです。1歳半の親子クラスの生徒です。
心結ちゃんはとても恥ずかしがり屋で愛らしい子です。教室に現れる時は、いつもお母さんにしがみついています。私が手を差し伸べると、後ろへ下がってしまいます。最近までは、おせんべいを渡すのも大変でした。
それは、私が帰国してから最初の水曜の授業でした。心結ちゃん親子しか来ませんでした。40分間、彼女だけと過ごさなければなりません。いつもは年上で積極的な子が何人かいるので、授業はスムーズにすすみます。しかし、その日の生徒は彼女一人だけでした。私はいつものやり方を少し変えなければなりませんでした。
有難いことに、心結ちゃんはその日はクラスに心結ちゃんだけと分かっていました。私が手を差し出すと、彼女も差し出してきました。表情が明るく、習い始めてから初めて、私のあとに続いて繰り返すことができました。授業が終わると私の手から嬉しそうにおせんべいを受け取りました。
心結ちゃんは突然成長し、実際の年齢以上に良くできました。1歳半の子にとって40分はとても長い時間です。歩き回らずに授業に集中させるは特別な能力が必要です。

これらのことから、私は次の事を学びました。
1.子ども達は、彼ら自身の中に存在することを行う。誰かがやっているのを見たことがなければ、やろうとさえ思わない。
2.子ども達は、機会が与えられれば、私たちが想像している以上にきちんとできる。観察することによって学んだ事を実行する素晴らしい能力がある。
心結ちゃんは恥ずかしがり屋でおとなしい子でしたが、周りを観察し、学んでいたのです。授業中に、他の子がどうしているか見ていたのです。
私たちが認識する以前に、子ども達は彼らを取り囲む環境から学び始めています。子ども達が学べる環境を作り出し、その中へ子ども達を置くことが大切なのです。

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高速かつ効果的な言語の発達の為の戦略的読解法―その3

戦略的な読解の効用第一の目標は、学習者が本を読めるようになること、暗記できるようになることです。まずは読み聞かせ、その後自分で読んでみることで出来るようになります。これは、日本語、英語に関わらず、どんな本でも当てはまります。親や教師が読んだ後、子どもが完璧に読めるようになるまで、何度か読ませましょう。子どもが英語の本を読んでいる場合、この段階での物語の内容の説明は不要です。むしろ子どもに、挿絵や話の流れから言葉の意味を想像する機会を与えるべきです。読めば読むほど子どもの心の中で言葉の意味が展開し始めます。子どもは、見たこと、聞いたことをつなぎ合わせ、心の中で結論付けます。認識心理の研究では、個々の努力によって得られた能力が効果的な学習へ変化するそうです。また、子どもは本来好奇心が強く、直感で理解できるのです。

大人、子どもにかかわらず、学習者はそれぞれ異なります。従い、得られる成果の種類や成果が表れるまでの時間は学習者によって異なります。学習者が好きな本や物語を使用することが、学習者の動機を保ち続けるのに役立ちます。

この戦略的な読解法は、きちんと行われれば多くの効用があります。

第1に言語に慣れることです。言語を認識でき、それを再現できやすくなります。

第2は流暢に読めるようになることです。流暢に読めれば、読めない学習者よりも早く学びます。

第3は語彙が増えることです。学習者は文脈、挿絵、図表などから言葉の意味を推量できるようになるでしょう。

第4は文法が更に理解できるようになることです。読んでいる間に学習者は、文脈の中で実際に使われている言葉に遭遇します。これにより学習者は新しい言葉を覚え、その言葉の使い方をも覚えるでしょう。

第5に、学習者は新しいことを素早く学べる能力を得られることです。練習は、情報を短時間で処理する脳の力を高めます。脳はさらに複雑な構造を理解できるようになるでしょう。ウェイトを持ち上げて筋力をつけるのと同じです。継続的な練習により、さらに重いウエイトを楽に持ち上げられるように筋力が付くのです。

始めは難しいかもしれません。しかし、読書に慣れ、肯定的なフィードバックを与えられ、進歩が実感できれば、子どもは読書が楽しめるようになるでしょう。

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高速かつ効果的な言語の発達の為の戦略的読解法―その2

今週は本を読むことにより子どもや生徒の言語能力を高める方法についてご紹介します。
読書の効果をあげる重要な要素効果がある読み方1.定期的、継続的である事

週に1度1時間読むよりも毎日10分読んだ方が良いでしょう。同様に、読みたい時、時間がある時に読むよりも、毎日時間を決めて読んだ方が効果的です。

2.学習者の手本であること

まず聞き、それから音読した方が、フォニックス(発音をつづりと関連付けて学ぶ方法)よりも効果的です。第2言語の学習については特に効果的です。これには2つの理由があります。第1に、正確な発音やイントネーションを学べること。第2に、発音規則に当てはまらない単語の正しい発音を学べること。例えば、”busy”という単語は発音を聞かない限り、フォニックスでは発音できないでしょう。

オアシスでは、読者が発音を学べるオンラインの教材を使用しています。インターネット環境の整ったところなら家庭でもどこでも使用可能です。子ども達、生徒たちが、定期的、継続的に学ぶには、以下の手順が良いでしょう。

1.読む時間を決める

毎日10分が理想的です。最低でも週4日、1日10分は必要です。お風呂の前、夕食の前など、毎日行うことや規則的に行うことの前に読書の時間を設ければ継続しやすいでしょう。

2.子どもに読ませましょう

子ども自身に読みたい本を選ばせましょう。読み聞かせをして理解を促しましょう。子どもが一緒に読めるか確認しましょう。そして、子ども自身に音読させましょう。根気強く聞き、助けが必要であれば手を差し伸べましょう。定期的に行いましょう。

3.目標を決めましょう

定期的に目標を決めるよう子どもに促しましょう。子ども自身に読む本を決めさせ、いつまでに上手に読めるようになるか、今週末、今月末など、年齢や能力によって期限を決めましょう。
子どもに読書の習慣を付けさせるには、強い意志と決意が必要です。一度習慣が身に付けば、その後の管理は楽になります。

1年後、2年後、5年後、または大人になった時に、子どもや生徒にどの程度の言語能力を身に付けさせたいか、目標を定めてから始めなければなりません。これは母語を含めすべての言語学習に当てはまります。

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